税理士×生成AI

 12月29日、年末も押し迫ってきましたが、税理士試験の免除決定通知がまだ届きません。秋口には来ると思っていたのに、まさか年をまたぐとは…orz。
 しかし、焦っても仕方がないので、この時間を有効活用し、自分のスキルアップに取り組むことにしました。その結果、税理士資格にはまだ手が届きませんが、12月中だけで勤務先を通じて2つの資格を取得することができました。


1.AWS「Sales Accreditation (ビジネス)」
 AWS Sales Accreditation は、AWSパートナー向けのプログラムです。クラウドサービスの基本的な概念やビジネス価値、AWSの優位性を短時間で学べる内容で、最後に行う認定テストに合格すれば、認定バッジが付与されます。クラウド関連の知識を学ぶ機会を探していたところ、勤務先がこのプログラムを提供していたため挑戦してみました。この資格を取得したことで、クラウドサービスへの理解が深まり、仕事における活用にも自信がつきました。スキルを磨くことの重要性を改めて実感しました。

2.「実践的生成AI人財」
 勤務先が開発した生成AIの人財育成フレームワークとして、生成AIの基礎知識をベースに、より実践的なスキルを学べるプログラムを受講し、「実践的生成AI人財」として認定されました。生成AIを活用した業務効率化や顧客に価値を提供する方法を学ぶ良い機会となり、スキルの幅が広がりました。


 大学院での論文作成の際、クラウドサービスは非常に役立ちました。ゼミでは「Zoom」を使用し、文献管理には「Paperpile」、OCR処理には「EzOCR」、翻訳には「Google翻訳」や「DeepL」を活用しました。これらのツールのおかげで作業効率が大幅に向上しました。
 生成AIも試してみましたが、2023年当時のChatGPT(GPT-3.5)は税務や会計の専門的な質問には十分対応できませんでした。しかし、現在のバージョン(GPT-4o)は回答精度が格段に向上しており、その進化に驚いています。
 最近では生成AIを使って文章の校正やアドバイスを受けることが増え、自分の文章が「心がこもっていますね」などと褒められると、ちょっとした安心感を得られます。また、車の買い替えに関する相談をしたところ、年式や仕様について非常に詳しい情報を提供してくれました。この技術の進歩を見ると、将来的には車のディーラーの役割も変わるかもしれないと感じています。
 一方で、生成AIにも得手不得手があります。例えば、Googleフォトについて調べるために、同じGoogleの「Gemini」を試してみたところ、存在しない機能が提示されて戸惑いました。同じ質問をChatGPTにしたところ、「その機能はないが、こうすれば同様の効果が得られる」と具体的な代替案を提案してくれました。生成AIを効果的に活用するためには、それぞれのツールの特性を理解し、使い分けることが重要だと感じています。
 Geminiについては、当面「何か面白い言い訳」が必要な場合にだけ使おうと思います(笑)

 2025年は、税理士登録を目指しながら、生成AIをさらに積極的に活用していきたいと思っています。
 このブログも生成AIの力を借りて仕上げてみましたが、いかがでしょうか。
 ぜひ感想をお聞かせください。

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